自宅ラック勉強会#3に参加してきた

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Published: 2012-04-15

 今流行り?の自宅ラック勉強会に参加してきました。場所は中原拠点でしたが、実際はリモート柏拠点(AS64585)ということで、本部のデスマーチっぷりを横目で見つつ、自ASのメンテナンスを少々とひかりさんの活躍を眺めていました。

反省

 中原拠点のiBGP設計に積極的に関わるべきだったかな?と反省しています。「分る人間が関わってしまうと勉強会の面白みが薄れてしまうかな」と思い要所要所のアドバイスだけにしていましたが、リモート柏拠点の設定が終了した時点で中原拠点のiBGP設計に関わっていれば仕様変更は回避できたかもなーと。。。

9の次はa

 ::19/126と::20/126でトンネルを張ろうとしました。これで人生3度目です。2度ある事は3度あるということで。。。

Vyattaとネイバになれず

 名古屋拠点のVyattaとneighborになれなかったのでdebugを眺めた結果、Graceful-restartに対応していないように見受けられたので、グローバルコンフィグレーションから削除する事で解決しました。

Apr 14 15:21:49.881 JST: BGP: ses global vyatta (0x8AF0CF94:0) act Send OPEN
Apr 14 15:21:49.881 JST: BGP: ses global vyatta (0x8AF0CF94:0) act NSF Building GR capability.
Apr 14 15:21:49.881 JST: BGP: ses global vyatta (0x8AF0CF94:0) act Building Enhanced Refresh capability
Apr 14 15:21:49.881 JST: BGP: vyatta active went from Active to OpenSent
Apr 14 15:21:49.881 JST: BGP: vyatta active sending OPEN, version 4, my as: 64585, holdtime 180 seconds, ID 24026B4B
Apr 14 15:21:49.909 JST: BGP: ses global vyatta (0x8AF0CF94:0) act Remote close.
Apr 14 15:21:49.909 JST: BGP: nbr_topo global vyatta IPv6 Unicast:base (0x8AF0CF94:0) Not scheduling for GR processing [Peer did not advertise GR cap]
Apr 14 15:21:49.909 JST: BGP: ses global vyatta (0x8AF0CF94:0) act Reset (Peer closed the session).
Apr 14 15:21:49.909 JST: BGP: nbr_topo global vyatta IPv6 Unicast:base (0x8AF0CF94:0) NSF delete stale NSF not active
Apr 14 15:21:49.909 JST: BGP: nbr_topo global vyatta IPv6 Unicast:base (0x8AF0CF94:0) NSF no stale paths state is NSF not active
Apr 14 15:21:49.909 JST: BGP: nbr_topo global vyatta IPv6 Unicast:base (0x8AF0CF94:0) Resetting ALL counters.
Apr 14 15:21:49.909 JST: BGP: vyatta active closing
Apr 14 15:21:49.909 JST: BGP: ses global vyatta (0x8AF0CF94:0) act Session close and reset neighbor vyatta topostate
Apr 14 15:21:49.909 JST: BGP: nbr_topo global vyatta IPv6 Unicast:base (0x8AF0CF94:0) Resetting ALL counters.
Apr 14 15:21:49.909 JST: BGP: vyatta active went from OpenSent to Idle
Apr 14 15:21:49.909 JST: %BGP_SESSION-5-ADJCHANGE: neighbor vyatta IPv6 Unicast topology base removed from session  Peer closed the session

 この記事を書いてるときに「そういえば、グローバルコンフィグレーションではなくネイバの設定で何とかならんのか?」とググってみたところ、「dont-capability-negotiate」なるコマンドがあるとのことで、そちらに変更しました。?すると「Unrecognized command」になるのにコマンドが入る隠しコマンドみたいです。

IPv6フルルートをもらった

 あのともちゃさん(プライベートAS)とPeeringさせて頂き、綺麗なIPv6フルルートをもらいました。しかしながら、これをそのままグローバルルーティングテーブルに反映させてしまうとLISP-Betaの意味がなくなってしまうので、as-path list(permit ^64525$)でフィルタリングさせて頂いております・・・

次回?

 今回はただのフルメッシュ構成で経路交換して終了だったので、次回があるなら経路制御が出来るといいかも?。トランジットと非トランジットを分けて、経路を受ける受け取らない、この経路を通したいなどをやれれば、BGPの面白さがもっと伝わるのかなと。みんなでニフティにBuffalo WHR-G301Nを持ち寄ってBGPハンズオンとか出来ると思うので、どなたか検証用のWHR-G301N下さいw