単なるメモなのでさらっと。
サマリ
- Network Security Group の Virtual Network という Service tag には、UDR で設定したアドレスプレフィックスが自動的に追加される
- UDR と NSG の設定によっては、意図しない通信が許可される可能性があるので注意
- NSG は1つのルールに複数のアドレスを追加できるようになったので、Virtual Network に頼らずサブネットで明示的に許可した方がよさそう
- ファイアウォール製品のように、自分で独自の Service tag を作れる機能が待ち遠しい
- Add Custom Tags to NSG Rules
- 予定済みになってから二年経っているが、実装されるのだろうか・・・
ドキュメントの更新箇所
該当のコミットはこちら
これまでの記載
VirtualNetwork (Resource Manager) (クラシックの場合は VIRTUAL_NETWORK):このタグには、仮想ネットワーク アドレス空間 (仮想ネットワークに対して定義されているすべての CIDR 範囲)、すべての接続されたオンプレミスのアドレス空間、ピアリングされた仮想ネットワークまたは仮想ネットワーク ゲートウェイに接続された仮想ネットワークが含まれます。
変更後の記載
分かりやすいように変更箇所を強調します。
VirtualNetwork (Resource Manager) (クラシックの場合は VIRTUAL_NETWORK):このタグには、仮想ネットワーク アドレス空間 (仮想ネットワークに対して定義されているすべての CIDR 範囲)、すべての接続されたオンプレミスのアドレス空間、ピアリングされた仮想ネットワークまたは仮想ネットワーク ゲートウェイに接続された仮想ネットワーク、ユーザーが定義したルートに使用されるアドレス プレフィックスが含まれます。