BIND10の統計情報をZABBIXでグラフ化してみた

DNS
Published: 2013-08-27

 「BIND10の統計情報」に記載したb10-stats-httpdを利用して、BIND10の統計情報をZABBIXでグラフ化してみました。なお、監視対象のBIND10がしがないドメインのセカンダリDNSのため、描画されるグラフは全く面白くありません。。。

![BIND10 Stats][1]

 グラフ化したい項目をb10-stats-httpd経由で取得するスクリプトを作ります。下記は第二引数に「.1.3.6.1.4.1.2021.255.1」を与えられるとrequest.v4のvalueを、「.1.3.6.1.4.1.2021.255.2」を与えられるとrequest.v6のvalueを取得するスクリプトです。(改行コードが)



 snmpdのpassを利用して、.1.3.6.1.4.1.2021.255.hogehogeをsnmpgetされた際にこのスクリプトが起動するようにします。passに記載したスクリプトは「EXEC -g MIBOID」の形式で実行されるので、スクリプト内でOIDを利用する場合は第二引数を拾う必要があります。(第一引数を拾うスクリプトを書いて「うごかなーいうごかなーい」と悩みました。。。) 



 ZABBIXで「.1.3.6.1.4.1.2021.255.1」と「.1.3.6.1.4.1.2021.255.2」を監視するアイテムを作成し、それらを利用した複合グラフを作成すれば完成です。

 [1]: http://dns4.aimless.jp/zabbinavi/10087/534_daily.png