Gehirn DNSを試してみた。

DNS
Published: 2012-11-12

 TLでGehirnDNSなるサービスが流れて来たので早速試してみました。なぜ試そうかと思ったかというと、名前が中二病心をくすぐったからです。

ドメイン所有権の確認

dns-verification

 アカウントを取得してドメインを登録しようとすると、所有権の確認が行われます。ちょっと前に色々ありましたからね。「新規であればレジストラのDNSにGehirn DNSと検証用のコードを登録してから来い。所有者なら出来るだろ!」「移転なら、ドメインのTXTレコードに検証用のコードを示せ。所有者なら出来るだろ!」って事だと思います。とりあえず移転扱いと言う事で、自ドメインのTXTに検証用コードを追加しました。

登録画面

gehirn-console

 GUIでぽちぽちする形で登録できます。登録出来る内容は、NS、A、AAAA、MX、CNAME、TXT、SRVです。ただし、GehirnDNSのDNSサーバがIPv4にしか対応していないので、AAAAは実質無駄かなと思います。また、RRSIGとDNSKEYに対応していないのでDNSSECは未対応です。なお、ゾーン転送に関する設定画面が存在しないため、セカンダリとしての使い方は出来ないと思います。

API利用

 ARIを利用する事で、DNSを操作する事が出来ます。ここらへん疎いので試せていません。。。Gehirn DNS APIリファレンス

インポート/エクスポート

 Bindのゾーンファイル形式でのインポート/エクスポートが出来ます。現在の設定をバックアップする意味でエクスポートが便利かなと思います。また、大量に追加したいけどGUIだとめんどくさい時に、インポートを使うこともできますね。

サブドメインをGehirnDNSで管理する

 GehirnDNSで管理しているドメインのサブドメインを、GehirnDNSへ権限委譲する事はできません。aimless.jpを登録している状態で、gehirn.aimless.jpを登録しようとした際に、「409: Conflict: すでにドメインが存在しています」というメッセージが出て拒否されました。

勝手なまとめ

 APIでアクセスできるDNSって珍しいような気がします。そういった利用をしたい方にはお勧めかもしれません。