BGP Multipath
network
Published: 2012-09-23

 BGP Multipathの動作確認をしました。構成は下記の通りです。トランジットと2本の専用線で接続し、BGPを2セッション貼るイメージです。

multipath

通常の場合

 Rightは各セッションでLeftが広告した2経路を受信していますが、ルーティングテーブルにはベストパスを1つしか乗せません。おそらくベストパス選択アルゴリズムの最後「最小の隣接ルータ アドレスから送られたパスが優先されます。」で選択したものだと思います。

 ルーティングテーブルにはベストパス1つしか乗っていないので、専用線を2本引いているにも関わらず、片方しか使われません。冗長自体は別のASと接続する事で実現するので、単一ASとの接続は全ての専用線を使ってくれた方がうれしい場合もあります。そんな時にMultipathを使うのかな。

Multipathを有効にした場合

 各セッションでLeftが広告した2経路を受信しており、さらにルーティングテーブルにはベストパスが2つ乗っています。ルーティングテーブルに2経路乗ればECMPで分散されますので、2本の専用線が両方とも利用されます。通常の構成と比較して、線の本数は変わらないのにトランジットへの接続帯域を倍にできるわけですね。