configの差分チェック
運用において変更前のconfigと変更後のconfigを比較する作業は欠かせません。私の周りだと「diff」か「WinMerge」でやってる人が多いです。これがIOS単体で出来るというので試してみました。
参考ドキュメント
現場で役立つ運用管理機能 IOS Operation Tips.
作業ログ
まずは変更作業を実施します。easyVPN用に設定してあったVPNプールの設定を削除し、NTPの送信元IFを別のVLANに変更します。
Router#conf terminal
Router(config)#no ip local pool VPN-Pool 172.16.255.1 172.16.255.254
Router(config)#ntp source vlan 500
Router(config)#end
そしてrunning-configとstartup-configを比較します。「differences A B」で、Bにあると「+」、Aにあると「-」が付きます。なんとなくのイメージで「differences run start」にしましたが、可読性を考えると「differences start run」にした方がよさそう。
Router#show archive config differences system:running-config nvram:startup-config
!Contextual Config Diffs:
+ip local pool VPN-Pool 172.16.255.1 172.16.255.254
+ntp source Vlan1
-ntp source Vlan500
ただしこの機能、cisco892Jにはちょっと大変な処理らしくCPU使用率がぐっと上がります。ただし、100%貼りつきではないので気にするほどではないかもしれません。
55555
772222244444555554444477777555555555544444444444444444444444
100
90
80
70
60
50 *****
40 *****
30 *****
20 *****
10 ******* ***** ***************
0....5....1....1....2....2....3....3....4....4....5....5....6
0 5 0 5 0 5 0 5 0 5 0
CPU% per second (last 60 seconds)
次はWarm Upgradeを試したいです。早く出ろ次のIOS!!15.2(4)T !!